久しぶりにテレビでテンション上ってキター!

前半は分かるけど、後半二作品のチョイスに驚いた。
TBSが四週連続で宮部みゆき作品を映像化とのことで、「へー」と思いつつ昨夜一週目の「理由」


を視聴していたら、二週~四週までの宣伝も見ることができました。

二週目が「スナーク狩り」、だと……!?

今まで読んだ推理小説の中でベスト5を挙げろと言われたら、確実にランクインするぐらい好きな作品なのでテンションが上がります。でも結構昔、土曜ワイド劇場で放送されましたよね。地味に覚えてるぞ!


ドラマが放送されますし、ネタバレするとアレなので今は多く語れませんが、結局の所、誰も救われない話です。犯人であれ、そうじゃない人であれ、登場人物達は皆が皆、何らかの苦しみを味わう。宮部みゆきはこういう心を抉るような「どうしようもない現実」を描くのが本当に上手い作家さんですよね。

あとこの作品は少しずつ読み進めるのではなく、一気に読むべき。

それだけ疾走感のある物語です。初めて読んだ当時から結構経っているのに、未だに忘れられないインパクトのある冒頭といい、今回のドラマ化の原作で一番のお薦めはこれ。ただし後味はかなり悪いです。「事件が解決すれば全てが丸く収まる」わけがないので、ある意味リアルっちゃリアルか……。

通常は物悲しかったり切なかったりはするものの、後味は意外と悪くなかったりするだけに、宮部みゆき作品の中でこの作品が異彩を放っている……のか?

三週目「長い長い殺人」は、宮部みゆきの推理小説家としての腕を見せていると言っても過言ではありません。



子供だったり犬だったり、時には犯人だったりと、推理小説での意外な語り部はちょくちょくありますが、この作品ではまさかの「財布」です。

……いえ違います、「財布達」です。

こういう奇抜なアイディアを作品として上手く纏められるかどうかで、作家としての構成力が問われるわけですが、それがサクッとできちゃうのが宮部みゆきの凄い所。

でもこれ、どうやってドラマとして放送するのだろう? ドラマの演出的な意味で非常に気になります。

四週目は「レベル7」。「長い長い殺人」も結構吃驚したんですが、これに至っては「え? これをドラマ化!?」と思いました。


読みましたけど、個人的に他作品より印象薄いんですよね。何故だ。ただ評価が分かれそうな作品ではあります。内容も割りと人を選ぶ気がするし、原作本、かなり分厚いですからね。最後まで読み切る前に挫折しかねないという、長編にありがちな罠が。

この作品もそうですが、1990年代に発行された作品は名作として評価されている物が多いので、粗筋を調べて面白そうだったら特攻してみても良いかも。ちなみに思春期の少年が主人公というパターンが多かったのも、この時代の宮部作品の特徴です。

まぁそんなこんなで原作本を探して本棚を漁っていたら、うっかり昔買った同人誌まで発掘してしまった辺り、如何ともし難いオタクなのでありました。
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