努力と友情程度でチートに勝てるわけがない。

作品名■チートが過ぎる黒子のバスケ
掲載場所■ハーメルン
作者名■康頼
原作名■黒子のバスケ
ジャンル■最強系 原作改変
積み重ねた努力によって手に入れた能力と、周りに集う個性豊かな仲間達との協力によって、自分より格上の相手に勝利する。

弱者が強者に勝つのは王道ストーリーと言ってもいいでしょう。

(゚Д゚)ハァ?

圧倒的な才能の前に、凡人は無力でしかない。
「努力×友情=勝利」?
そんなジャンプ方程式がまかり通るとでも?
主人公補正も大概にしろやボケェェェ!!!


えぇ、私も歳を取りました。純粋だった心はとうに消え失せ、そこに残っているのは現実を知り、擦れっ枯らした心です。

この作品は、そんな「ハイハイ主人公補正(笑)」という、ちょっぴりハートが捻くれてしまった困ったちゃんにこそ読んでほしい、所謂一つの最強系であり、情け容赦ない蹂躙物でもあります。

原作ではバスケの天才集団として「キセキの世代」という存在があり、彼等が別々の高校に進学することで物語が始まるわけですが、この作品では幻の六番目と呼ばれる黒子以外は皆同じ高校に進みます。

その裏には最強系好き(赤司)VS王道系好き(黒子)という、相容れない者同士の確執とかあったりしますが、まぁそれはさておき。

チートが五人揃っている時点で勝てない感がヒシヒシしていますが、困ったことにこのチート集団、更なる進化まで遂げる鬼畜仕様です。

リーダーである赤司にしてみれば、日本の高校バスケ界などほんの小手調べ、彼の目は遥か先、世界を見据えて動いています。その下に集ったキセキの世代は自らの技を磨き、更なる高みをひたすらに目指し、努力している。

そう、決して彼等が悪いわけじゃない。才能を持ちながら、それに奢れることなく練習を欠かさない姿勢は、寧ろ褒められるべきことでしょう。

ただ天才とそうでない者の差が、余りにもありすぎた。それ故の悲劇。

バスケに詳しくない一般人の目からしたら、「あのチーム超強いよなー、凄いよなー」と素直に思えるんでしょうが、戦う側からしたら唯の悪夢ですよ。

試合に負けたって、練習が辛くたって、好きだから続けていられる。次こそは頑張ろうと思える。けれど進化した「キセキの世代」は、そんなバスケ少年達の心をバッキバキにへし折っていくのです。

まさにハートフル(ボッコ)なバスケ。

キセキの世代への憎しみを通りこし、バスケ自体がどうでも良くなってしまった高尾が作中に出てきますが、きっと対戦する度にそんな人達が増産されているのでしょう。成長して大人になっても、自分が過去にバスケをやってたとか言えないレベルのトラウマェ……。

原作の内容でさえ、「キセキの世代と直接ぶつかる年代のバスケ人口は、そうじゃない年代と比べると相当少ないんじゃないか?」と、要らぬ心配をしたくなるレベルなので、この作品世界における日本バスケ界の今後が大変危ぶまれます。

……うん、確実に競技人口激減してそうだわコレ。

赤司と袂を分かった黒子は敗北しても尚、理不尽なチート集団との戦いを諦めたわけではなく、この作品自体も「俺たちの戦いはこれからだ」的な終わり方になっているので、我々の赤司様……いいえ「AKASI様」の更なる厨二……いえ、素敵な活躍を拝める日もそう遠くないのかも……きっと……多分……めいびー……。
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